皆さんは、他人にアドバイスをしても全く聞く耳も持ってもらえない、
なんてことはありますか?
今回は、他人をコントロールする方法を説明します
目次
1:他人をコントロールするのが難しい理由
2:他人の悪い癖を直す前に、共有すべき7つのこと
3:他人の悪い癖を直す5つの方法
4:まとめ
1:他人をコントロールするのが難しい理由
そもそも他人をコントロールすることよりも、皆さんは自分をコントロールできていますか?
健康でいるために運動をし続けたり、常に新しいことを学び続けたりなど、
怠惰な生活にならないようにコントロールできていますでしょうか?
他人をコントロールするというのは、自分をコントロールするよりもはるかに難しいです。
自分をコントロールできていない人が他人をコントロールはできないと思った方が良いです。
でも安心してください。
自分をコントロールする方法は、「2:他人の悪い癖を直す前に、共有すべき8つのこと」に記載するので
こちらをしっかりと確認してください。
ちなみに、他人をコントロールするのがなぜ、難しいのかというと、
人間は指摘されるのを嫌う性質がある(プライド)
常に自己正当化をしたい
と言うものが、備わっているからです。
やろうと思っていたのに、言われたからやる気をなくす。
自分の行動は正しいと思いがちなのは上記の性質の影響です。
2:他人の悪い癖を直す前に、共有すべき7つのこと
1:心から悪い習慣をやめると決意する
タバコや間食など辞めたいと思っているが、大体の人は
すぐにでも辞めれるでしょ
と軽視して取り組むから失敗しやすくなる。
常に変わることは非常に難しいと物事を捉えて、変化を強く望む
2:自分を抑圧しないようにする
できない自分に対して抑圧してしまうと、自己嫌悪が発生し、継続が困難になる。
失敗しても自分を責めない。それよりも対策を考える
3:悪い癖は無くすのではなく置き換える
やめる習慣は逆に行動を促進してしまうので、他の習慣に置き換えるのが良い
4:ビジュアルリマインダーを使う(めちゃくちゃ強力)
悪い習慣が発生する場所に、Xのステッカーなどを貼り付けることで、無意識にやってしまう行動にストップをかけられる
5:トリガー状況を確認する
悪い習慣を発生させてしまっている原因を探る
6:トリガー感情の確認
悪い習慣が発生しまうときの感情を意識する。
怠け始めたなと思ったら、なんで怠け始めたんだろうと、感情にフォーカスして、対策をうつ
7:失敗を前提に行動する
人間というのはとても弱い生き物。
失敗を前提に行動をすることで継続が容易になる
3:他人の悪い癖を直す5つの方法
1:手本を見せる
やれ!と指示しても基本的には人はやらない。
口で示すよりも自分の行動で示すと、他人は行動しやすくなる
2:小ゴールの設定
大体の人はゴール設定が下手な人が多い。
抽象的すぎる人が多い。
例えば1日に1時間本を読むだけでは、人間心理としては行動がしにくい。
やるべきことは、質問で深掘りするだけ。
・なんの本を読むのか
・いつ読むのか
・電子書籍か実物か
・どこで読むのか
など、相手から答えを出させるのがポイント。
決して頭ごなしにこちらから決めつけてはいけない。
3:戦略を褒める
ちょっとでも良いから進歩したことを伝える。
コツはすぐにフィードバックをすること。
なぜなら、人間はすぐに成果が出てこないとやる気が出てこない生き物だからである。
注意点としては、能力ではなく、戦略を褒めること。
能力を褒めると、固定マインドセット(OOだからできない)と、自分の可能性を狭めてしまうので、
戦略や思考を褒め、成長マインドセット(自分の努力でいくらでも変わることができる)を育ててあげると良い。
4:環境を変える
周りの刺激で人間の行動はいとも簡単に変わる。
禁煙を目指すならば禁煙できない環境に移動するとかもかなり有効。
5:サポートネットワークを使う
コミュニティなど同じ悩みを持っている人同士でつながりあい、
お互いにサポートし合うことで、変わることが容易になる。
4:まとめ
(一部抜粋)
人を変えるには、自分の口ではなく行動で示す。
決して頭ごなしに、決めつけてはいけない。
能力を褒めるよりも戦略を褒めるべし。