嫌われたくないと思う人は多いではなかろうか?
しかし、その努力がほぼ意味がないことがわかった。
嫌われる勇気という本書もあるとおり、
嫌われてることを恐れていては、本当に築くべき人間関係を見失う。
今回は、嫌われることと好かれることに関する解説をしていく。
目次
1:嫌われることと好かれることの要因
2:実験結果
3:まとめ
1:嫌われることと好かれることの要因
実は、嫌われる要素は様々であり、相関がない。
例えば、気が短い、口調、他癖など。
それに対して、好かれる要素というのは、だいたい同じであることがわかっている。
例えば、親切だから、みんなに好かれるなど。
ということは、
嫌われないように対策してもそもそも防ぎきれないので、
好かれる要素を伸ばした方が効率が良いではないか。
ということが結論付けられる。
2:実験結果
有名人15人をピックアップし、
「真面目」「気が短い」「親切」など30もの性格項目の当てはまるものを選んでもらうという実験をした。
好意を持っている人たちの間では、
だいたい同じ形容詞になり、相関係数0.67という結果がでた。
好きでも嫌いでもないという人は、相関係数0.44
嫌っている人たちは相関係数0.33となった。
つまり嫌われている人の要因はみなバラバラだったということ。
3:まとめ
人に好かれる理由はだいたい同じで、
嫌われる理由はバラバラである。
となると、嫌われないようにと努力しても、
他の要因で勝手に嫌われる。
しかも、完全に嫌われる要因を潰したとしても、
好かれるわけでもない。嫌われなくなっただけ。
つまり、嫌い → 普通 になっただけ。
好かれる要素は皆だいたい一致しているので、
ここの部分を一点伸ばした方が効率よく良い関係を築けるというロジック。
周りの人間を変えると人生が変わるという結果も出ているので、
しっかり取り組んでいこう。